子どもが泣くことをもっと大切にすれば良かった

こんにちは!ぽちママです。

よく不登校児の親は甘いという人がいますが、私は当事者として全くそんなことは思いません。 私はむしろ逆。

子どもが泣いたからと言って子どもの思う通りにさせていたらダメな大人になる。 その意味を履き違えていた私。 泣いても無視でいいと思っていました。

泣いている時のその子どもの気持ちは一緒に受け止めてあげたほうが良かったんですよね。 その時の気持ちを代弁し、理解してあげること。 泣く子どもに寄り添うこと。 それは決して言いなりになることではなく。

保育園でのお別れも、毎日もう少し早く登園して、お別れで泣く子どもの気持を分かち合ってから仕事に行けば良かったな。

「あの時もっと」って思うことが沢山ある、もっと、もっとって。 なんで悲しい気持ちや不安な気持ちを分かち合わなかったんだろうって。

転換性障害は自分の感情を自分の中に閉じ込めようとすることも一つの原因。 自分の悲しみや不安を見ないようすることで自分の心を守り、代わりにそれを体の一部に転換する。 そうやって心を守っていると言われています。

人は大人になると泣かなくなるし、泣いたとしても人前では涙を見せなくなっていきます。 子どもが自分の目の前で泣いてくれるのは今思えば僅かな時間。 その僅かな時間をもっと大切にすれば良かった。

息子の転換性障害はもうおそらく治っています。 でも自分の負の感情を認知出来るようになったかと聞かれれば疑問が残ります。

ですが負の感情を核として身体が拒否した結果の不登校。 それを私たち親が受け入れたことで、息子と気持ちを分かち合えていたら良いなと思います。 そして少しでも息子が負の感情を認知し、受け入れる力が養われることを願っています。