出来る限りシンプルな暮らしを息子に提案していこうと思う話

こんにちは!ぽちママです。

息子は将来一人暮らしを希望しています。 寂しい反面、自立心の表れだと思うと嬉しくなります。

ですがやっぱり親としては心配事が多く、頭を抱えることが沢山。 だって息子は脳も手も不器用だから。

息子は家事はもちろん、色々なルールを覚えることが苦手。 中学校に行かなくなった理由の一つとしては、校則が複雑だったというのもあると思うくらいです。

だからとにかく家事ルールをシンプルにして息子に伝えていこう、そう思ったんです。

まず私がシンプルにできると思うのは洗濯物。 2槽式洗濯機しかなかった時代に比べると、今では全自動で乾燥までやってくれます。 我が家では洗濯物が多すぎるので洗濯機と乾燥機を分けてやっていますが、息子が一人暮らしをする時は乾燥機付き洗濯機をお勧めして、とりあえず洗濯物を放り込めば乾燥までできるようにしておきたいと思います。 そして洗濯洗剤もできれば定期便で。 あ、でもこれは逆に溜まってしまう可能性もあるので、無くなったときにポチッと買うほうが良いかもしれません。

食事は正直な感想として、自炊はしないだろうなと思っています。 夫は大学生のときに一人暮らしをしていましたが4年間一度も自炊をしませんでした。 その圧倒的遺伝子が息子に受け継がれています。 栄養面は気になるところですが、とにかくプロテインだけ飲むように習慣づけて、あとは買って食べるなりお金がある時は外食なりしてくれればと思います。

最後に一番気になっているのがゴミ出し。 これは本当にハードルが高い。 ゴミと一言で言っても可燃ごみ、資源ごみ、不燃ごみ、粗大ごみ、色々あります。 それに、洗濯機の糸くずフィルターのゴミなども忘れがちで心配。 そしてスプレー缶などの捨て方も自治体によって違う。 ゴミ出しに関しては引っ越すたびに私がいつも悪戦苦闘していました。

ただ最近はスーパーに資源ごみを捨てる場所があるし、ダンボールや雑誌を捨てるゴミステーションもあちこちに設置されています。 出来る限りそういうスーパーを近所に見つけ、活用するのが簡単なのかなと私自身は考えています。

自立するために、最低限生活に必要なことは学ばなければならない。 Twitterのフォロワーさんたちを見ていても、最近そういう風に考えるようになりました。

そのためにはまず私が息子に提案できるよう、シンプルを追求したいと思います。

生徒が帰ったあとの学校であれば安定して行けるようになった息子

こんにちは!ぽちママです。

今日は息子の中学校の終業式でした。

先日担任の先生から、通知表はないものの学期末プリント類を渡したいので学校に来れますか?と確認の電話がありました。

無理そうなら午後にでも自宅に届けますが・・・とも。

私としては苦手なところでも最低限一人で行けるようになってほしいと考えているので、先生に届けてもらうという選択肢はまずは無しとして息子に確認。

私「11時20分に学校に来てほしいって。行ける?」

息子「うーん、分かった。」

去年の二学期からは一人で学校にプリント類を取りにいけるようになり、それからは安定して行けるようになりました。 とは言え普段は担任の先生が家庭訪問してくださるので、息子が一人で学校に行くのは学期末だけ。

でももうこれだけで十分。

だって息子はそもそも学校が苦手。 学期末に学校に行くこと自体、すごく頑張っているから。

世の中には学校に行きたい、みんなと一緒に教室で学びたい、みんなと一緒に同じように行動したいと思いながらも学校に行けない子たちもいます。

ですが息子は集団生活を送れば送るほど苦しくなるし、なによりも自分のペースを大切にしたいタイプ。

だから集団生活を送ってほしいとは私自身が思わなくなりました。

きっとね、息子が学校に行く残りのタイミングは卒業証書を貰いに行くときだけ。 卒業式には出ないって本人がハッキリ言っているから、卒業証書だけを時間をズラして貰いに行くと思うんです。 もちろんその時は私たち親も一緒に行くと思うので、息子が一人で学校に行くのは今日が最後だったのかもしれません。

振り返ってみると、中1の10月に学校に行けなくなってからしばらくは、学校を視界に入れること、その方向を見ることすら拒絶しました。

中1の二学期末と年度末は夫と二人で学校に行くのが精一杯でした。

そう考えると心身ともにここまで良く回復してくれたと思います。 まだまだ頼りなさもあるけれど、息子は本人なりの学校との付き合い方を見つけ、すべきことを出来るようになったんだなぁと思いました。

脳神経外科から無事卒業できた息子

こんにちは!ぽちママです。

息子は小5の終わりから、1年に1回、脳波検査をしています。

キッカケは「不思議の国のアリス症候群」。

私自身が小4から「てんかん発作」を起こす病気だったんですが、その発作が起こる前触れとしていつも視界が歪んだり、正確な認知できなくなるんです。 だから「不思議の国のアリス症候群」はてんかん発作の兆候なのではないかと思い、脳神経外科に繋げてもらいました。

小5で検査をした時は思った以上に息子の脳波に乱れが多く、私自身がショックを受けたことを覚えています。

ただ発作が起こることは無く、小6での検査は改善傾向。 中1の検査では更に改善傾向。

そして中2、今年である中3の結果は異常なし! 2年連続で「異常なし」だったため、無事に脳神経外科を卒業することができました♫

ちなみに「てんかん発作」にはいくつか種類があるそうです。 大人になっても治らないもの、そして私のように成長の過程で一時的に発作が起き、薬でコントロールしているうちに脳が成長して異常が無くなるもの。

後者の場合は成長期における脳の成長過程に体がついていけずに起きる発作らしく、脳が成長し終わると安定して脳波異常がなくなるそうです。

ただ成長期の一時的なものとは言え「てんかん発作」は苦しいし、水泳などをやっている時にもし発作が起きては命取りになります。 だから息子に脳波異常があると分かった時はとにかく心配でした。 発作が起きていない以上、薬を処方されることがありません。 ということは、いつ発作が起きてもおかしくないし、コントロールができないということになります。

私自身、一人で遊んでいる時に発作が起き、たまたま同級生の家の前で倒れているところを姉の友達に見つけてもらい、声を聞きつけた同級生のお母様が家から出てきて助けてくれた、なんてこともあります。

だから息子が一人で外出している時に道端で倒れてしまったら・・・そんなことを考えると本当に心配でしたが、ようやく安心して息子の行動を見守れます。

心身はなによりも大切。 まずは一つ、脳波異常による「てんかん発作」の心配が無くなったことが本当に嬉しく思います。

息子に叱られた話

こんにちは!ぽちママです。

昨日、息子に的確に叱られました。

原因は私の「N予備校アプリやってみた〜?」という確認作業に伴うある一言。

それは

「きっとやってみたら楽しいと思うんだけどな〜。」

。。。

この私の一言で息子が私を叱りました。

「やりたくないんじゃないって!忘れてたんだって言ったじゃん!勝手に決めつけないでよ!

本当に、何度やっても失敗します。 決めつけ行為。 これが今まで息子を傷つけてきたというのに、私、またやってしまった。 学ばない親で申し訳ない限り。

でもどうしても

「やらないのはやりたくないから。」だと思ってしまうんですよね。

やりたくない訳ではないなら何故やらないのかがどうしても理解できない。

だってN予備校アプリが使えるようになったのは12月9日なんです。 もう約2週間も経とうとしているんです。

なのに何故アカウントの確認をしただけで一度もチャレンジしていないのか。 それがどうしても分からないんです。

もちろん中学校の復習で勉強系もやってほしいんですが、それよりも息子が好きなプログラミングが沢山あるはずなのに、お前は何故やらぬのだ!?

明日も息子はマイクラ教室でのお手伝いに行く予定。 ということはもちろんN予備校アプリはやらないと思う。

あぁもう、じれったい!(これ本音)

本人にしか出来ないことなのに、ついつい口を出したくなる私の口よ。

まだまだ修行が足りません。

今年のプログラミングスクール、すべて出席して修了

こんにちは!ぽちママです。

先日、今年最後のプログラミングスクールでした。 今年はなんと! すべて出席できました〜♫

小学6年生で登校渋りが始まって以来、初めてのこと。 月にたった3回しか無いスクール。 それでも以前は気持ちの浮き沈みや頭痛、腹痛でお休みすることがチラホラありました。 数ヶ月休んだこともあります。

毎回「行けるかな?」「あぁ、今日も行けた、良かった。」を繰り返して1年。 途中zoomになった時期もありました。 zoomじゃ無くなったときは「もう行くのが面倒だから行かない」って言われるんじゃないかとヒヤヒヤしました。 zoomか教室登校かどちらかを選択できるようになったときはzoomを選ぶんじゃないかとも思いました。

でも息子はzoomじゃ無くなったときも戸惑うこと無くスクールに再び通ったし、どちらかを選択できるようになった時は他の子たちが全員zoomだったけど毎回スクールに通いました。

私たちが送迎しているから通いやすかったのもあるとは思いますが、それでも行く支度をして出掛けることは息子にとって多少の負担になったと思います。

それでも息子は安定して通い、しかも以前は教室まで送迎していたのに今では自分の意思で送迎はビルの下まで。 中学3年生、当たり前のことかもしれませんがそれさえ難しく感じていたのも事実でした。

車椅子で行ってスクールの先生や他の親御さんたちを困惑させた頃から考えると、本当に感慨深くて言葉になりません。

転換性障害になってから3年弱、不登校になってから丸2年以上。

徹底して私たち親の思いを押し付けずに過ごせるようになってからは1年半。 とにかく息子の考えを最優先。 生活リズムも、リビングで寝ることも、普段どう過ごすかも、とにかく譲り続けました。

時間はかかったけど、ようやく息子が安定してきたように感じます。

まだまだこの先は見えてないけど、今年はまずまずの1年。 こうやって少しずつ、息子の先に道ができれば良いなぁと思います。

人間関係の解決方法は人それぞれ。自分にできる最善策で十分。

こんにちは!ぽちママです。

息子はマインクラフトが大好き。

でも息子は以前一度、敢えてアカウントを変更しています。 今まで残したインターネット上の自分の痕跡を消すためにアカウントを購入し直したのです。 ネット上での人間関係の範囲が広くなり、窮屈になってしまい、色々なしがらみが出てきたのが大きな理由だったと思います。

そしてまた先日、再びアカウントを変えたいと言い出しました。

息子が言うには、最近よく遊んでいるサーバーの人たちとの距離感が難しくなってきた、、、と。 チャットをしたり、チームで戦ったりと楽しく遊んでいましたが、掟破りをする人が多くなってきており、注意もできないし、楽しくも遊べない。 サーバー主にはもう抜けることを伝えて抜けはしたものの、ネットとは言えどこでまた知っている人と会うかも分からず、不安があるというのです。

でも私や夫からすれば、現実問題としてこの先いくらでもあるような問題。 人間は忘れる生き物なのだから息子のことをこの先覚えている人だって居ないかもしれない。 そもそも問題など起こってもいないのだから現実的な攻撃を受けるとも考えられない。 たったそれだけの関係にも関わらず、本名もわからない人を莫大な時間を使って探し出す人も居ないだろうし、執着してくる人も居ないと思ったほうが合理的。 こんなことで、その都度アカウントを変更していては切りがない。

息子とそんな風に話をしました。

その話し合いの中で ”スルースキル” というワードが出ました。

気にしているのは自分だけで、他の人は自分が考えているほど自分のことを気にしていないし、”スルースキル” を身につけることが一番楽に生きれる方法である、と。

でも出来ないものは出来ない。 だからやっぱりアカウントを変えたい、と息子は言い続けました。

正直なところ、スルースキルは上級者向けだと思います。 私もまだまだスルースキルが足りないと自覚しています。 HSPであり、思春期真っ只中の息子には更にスキル習得はハードルが高い。

だから気持ちを切り替え、今の息子に出来る範囲で対応させるしかないと考え直しました。 それにはまず本人が今回のことを踏まえて今後どうしようと考えているのか、それを知ることが大切。

私「アカウントを変えても、きっとこの先も同じことが起こる確率は高いよ。それをどう防ぐ?」

息子「あまり近づきすぎないようにする。距離感が失敗したから。」

今の息子にとっては人との距離感を保つことが最大の防御策。 誰かと揉めても相手に自分の気持ちを伝えることが出来ない息子。 そのストレスを外にも出せず、自分の中にどんどん蓄積していきます。 だから最初から揉めないように、近づきすぎないように、という対応策になったようです。

まだまだ息子は14歳。

スルースキルはまだ習得できないとしても、今できることをやるしかない、そう思いました。

たかが学校だけど息子にとっての苦しみポイントが満載

こんにちは!ぽちママです。

たかが学校じゃん、適当に授業受けてれば終わるじゃん。

自分の息子が学校に行けなくなった時に何度か息子と話したことがあります。

「授業なんて適当に聞き流しとけばいい。」 「家庭科?適当にやっとけばいいんだって。」

そんな風に言ったことがあります。

けどそのたかだか学校に息子はもうずっと苦しんでいたんですよね。 当時はそれが分からなかった。 だからちょっと我慢するだけでしょ?って、正直そんな風に思いました。

でも息子は着心地が悪い制服を着るだけでも神経をすり減らし、 ギリギリの時間割でいつも時間に焦り、 提出物の理解も難しく、 テスト週間になったときの重苦しい雰囲気も苦しく、 グループラインでのいざこざも自分が関わっていないのに心を痛め、 学校に関わる時間一瞬一瞬を苦しんでいたんだと思います。

「たかが学校、適当に流す」なんて渦中にいる息子には到底無理な話でした。 苦しみポイントが盛り沢山過ぎる。

この不登校でよく分かったことは、同調圧力が強く、意味不明なルールが多く、時間的に余裕のない学校のような集団生活に馴染むことは息子にとって難しいということ。

だからこれからもこういう集団生活からは避けて生きていく道を選択したほうが良い。

会社に勤めていても時々感じます。 誰が得をするのかよく分からない社規や決まりごと、寒い制服、上下関係、出世争い、足の引っ張り合いなどなど、すっと馴染める人もいれば、相当苦しみを抱えながら仕事をして、ついに辞めていってしまう人もいます。

たかが学校。 たかが会社。 言われたことを素直にやる、疑問を感じても割り切ってこなす。 でもこれを出来る人と出来ない人がいる。

不登校になった息子はきっと出来ないタイプの人間。

継続できる環境がある道に進むことが、息子の人生を豊かにするポイントなんだろうなと思います。