たかが学校だけど息子にとっての苦しみポイントが満載

こんにちは!ぽちママです。

たかが学校じゃん、適当に授業受けてれば終わるじゃん。

自分の息子が学校に行けなくなった時に何度か息子と話したことがあります。

「授業なんて適当に聞き流しとけばいい。」 「家庭科?適当にやっとけばいいんだって。」

そんな風に言ったことがあります。

けどそのたかだか学校に息子はもうずっと苦しんでいたんですよね。 当時はそれが分からなかった。 だからちょっと我慢するだけでしょ?って、正直そんな風に思いました。

でも息子は着心地が悪い制服を着るだけでも神経をすり減らし、 ギリギリの時間割でいつも時間に焦り、 提出物の理解も難しく、 テスト週間になったときの重苦しい雰囲気も苦しく、 グループラインでのいざこざも自分が関わっていないのに心を痛め、 学校に関わる時間一瞬一瞬を苦しんでいたんだと思います。

「たかが学校、適当に流す」なんて渦中にいる息子には到底無理な話でした。 苦しみポイントが盛り沢山過ぎる。

この不登校でよく分かったことは、同調圧力が強く、意味不明なルールが多く、時間的に余裕のない学校のような集団生活に馴染むことは息子にとって難しいということ。

だからこれからもこういう集団生活からは避けて生きていく道を選択したほうが良い。

会社に勤めていても時々感じます。 誰が得をするのかよく分からない社規や決まりごと、寒い制服、上下関係、出世争い、足の引っ張り合いなどなど、すっと馴染める人もいれば、相当苦しみを抱えながら仕事をして、ついに辞めていってしまう人もいます。

たかが学校。 たかが会社。 言われたことを素直にやる、疑問を感じても割り切ってこなす。 でもこれを出来る人と出来ない人がいる。

不登校になった息子はきっと出来ないタイプの人間。

継続できる環境がある道に進むことが、息子の人生を豊かにするポイントなんだろうなと思います。