管理教育は子どもたちを苦しめる

こんにちは!ぽちママです。

我が家は息子が小学6年生の時、徹底した管理教育を行っていました。 毎日夕食後に「ミーティング」と称して直近のスケジュールや勉強の進捗管理をしていました。 当時はスタディサプリをやっていたので、今日は予定通り進めたか、明日はどこをやるのか、それを確認するためのミーティングでした。 塾に行きたくないならばせめてスタディサプリをやりなさい、そういうことだったと思います。

その管理教育は息子が転換性障害を発症するまで続いたと思います。 私自身は小中ともに勉強を全くしなかったので小学校のうちに勉強させようとは思っていませんでした。 でも夫は小中ともにしっかりと勉強をして育ち、量をこなさなければ学力の向上は目指せないとの経験から、子どもたちには小学校のうちから徹底して量をこなさせようと考えたようです。

その結果、息子の学力は向上しました。 でもそれで勢いをつけたのは息子ではなくて夫。 息子はやればできる、もっとできる、夫はさらに息子への要求を高めました。

学校のテスト結果が悪い、テスト勉強が捗っていない、テスト前日にも関わらずまだ理解できていない、説明しても理解しない、ならば理解して覚えるまで0時まででも勉強させる! それをすれば息子はもっと伸びるから。

そして私たちは気付かぬまま、教育虐待と呼ばれるような状況に陥っていきました。 待っていたのは息子の「転換性障害」と娘の「不安症」。

良かれと思ってやっていた管理はすべて裏目に出ました。 結局子どもの意思を無視した管理は何のメリットもなく、子どもを苦しめただけ。 自分たちがそうだったように、子どもにも意思があって希望がある。 何が正解かは子どもが自分で決める。

親が徹底的に管理しないといけないことは子どもたちの心身に危険が及ばないようにすることのみ。 今はそれ以外、全て子どもに任せています。