本当に必要なのものは「自分で選択し、行動する力」

こんにちは!ぽちママです。

学校の目的って何でしょう。 社会に出て困らないように様々な技術を身につけさせて社会に送り出すこと。

様々な技術ってじゃあ何? 知識、考察力、思考力、観察力、コミュニケーション能力、協調性、忍耐力・・・。

そんな感じでしょうか。

でもね、私から見た学校って結局は「忍耐力」を養うことを一番大切にしてると思うんです。 全ての事柄が忍耐力の上に成り立つ、そう感じてそうだと。

勉強するのも、自分にとってあまり役に立たないようなことをするのも、運動会も音楽会も、校則もすべて「いかに忍耐力をつけるか」ということに繋がっていると思うんです。

確かに戦前から日本は集団就職や大量生産など、画一的な人間を作ることが国のためでも有り、本人のためでもあったのかもしれません。 終身雇用で安定した生産を維持することがGDPを上昇させ、国力を上げ、国民一人ひとりの生活を豊かにする。 そのために必要なのが忍耐力。 言われたことを素直に受け入れ、規律を守り、集団行動を重んじ、定年まで働き続けること。

よく不登校になると周りの大人が「そんなに弱いんじゃ社会に出てから頑張れない」「我慢ができない子」「頑張れない子」「甘えがある子」「自分を律することが出来ない子」などなどと言ってきます。 でもこれって、その戦前から続いている考え方をなぞっているだけだと思うんです。

もはや今一番大切なのは忍耐力ではないと思います。 何にでも手を出しても良いと思います。 自分の好きなことをとことん追求しても良いと思います。 先生の言うことを素直に聞かなくても、校則を守れなくても全然問題ないと思います。

男性のスーツはオフィスカジュアルが浸透し、どんどん変化してきました。 女性も「KoToo運動」でハイヒールをやめる運動が出てきました。 着るものも、仕事内容も、働き方もいろんな選択肢が増えてきました。

なのに学校はその選択肢をとことん減らし、排除する。 学校が決めたことだけをとことんやらせ、それ以外は絶対にやらせない。

今必要な力は「自分軸で選択して自分で行動する力」。 「忍耐力」は「自分軸で選択して自分で行動する力」を持った時に、自ずと身についているもの。 だからまずは自分が自分にとって必要だと、自分がやりたいと思えることを周囲の人の顔色を伺うこと無く選択してほしい。

自分の人生の責任を負えるのは自分だけ。 自分の人生を謳歌できるのも自分だけ。 だったら自分で自分のための選択をして行動する、この力がいちばん大切だと、私はそう思います。