やりたいことがないことはダメなこと?ドリームハラスメント

こんにちは!ぽちママです。

最近、「ドリームハラスメント」というワードを耳にしました。 ドリーム=夢、ハラスメント=嫌がらせ。

夢を持て!目標を持て!そしてそれに向かって努力しろ!

これが教育のツールとして利用され、確固たる夢がない子どもや若者が苦しんでいるという現実があるそうです。

私が若いときは夢なんて無く、突発的に「夢」みたいなものを持ってもすぐに消えてしまいました。 今の仕事だってたまたまやってるだけだし、その瞬間瞬間の自分の行動が今に繋がってるだけだと思います。

夢が無いこと、やりたいことが無いことは当たり前のことだと思います。 だって何も経験してないんですもん。 世の中には色んな職種があるけど、子どもや若者が知っている職種って分かりやすいものしかないと思うし、そもそも実際にどういうことをしているのかなんて絶対に分からない。 それに時代も変わるしテクノロジーもどんどん進化する。 どういう未来がくるかなんてその時になってみないと分からない。

結局はその時その時に自分が何をやっているか、その延長に自分の未来があると思うんです。

息子がプログラマーになろうと思ったのは「ゲーム好きだからゲーム以外の仕事は続きそうにない。じゃあどうしよう?」って考えた結果なんです。 ゲームプログラマーだったらゲームに携われるから続けられるんじゃないか、と。 甘さはあると思います。 でもこれが息子がその時にやっていたこと、考えていたことの延長線上にあったということなんです。

目標があると実直に努力するから導く側としてはとてもやりやすい。 でも最初から目標や夢のある人なんてそうそう居ないと思います。 その時に「嫌じゃないこと、やれること」をやってきた結果、未来に繋がることの方が圧倒的に多いと思います。

明確にやりたいと思うことがなくても、目標がなくても道は続いていく。 不登校になっても、息しか出来ない日があっても、生きている限りきっと道は続いていく。

だからもし「ドリームハラスメント」に苦しんでいる人が居たら、まずは夢のない自分をそのまま受け入れ、今できることをやっていってほしいと思います。