子どもが自立する時 〜過干渉、思春期、反抗期〜

こんにちは!ぽちママです。

今日は過干渉について。 これ完全に私のこと。

もうね、事あるごとに口を出したいんです。

姿勢が、フケが、爪の長さが、座り方が、声の張り方が、ニキビが、もう気になることだらけ。 ちょっと元気ない、だるそう、眠れてる?、サプリ飲んだ?、食欲は? 宿題は?持ち物は?困ったこと無い?

子どもが何かをやろうとしても、何故それをやるのか、どういう筋道を立ててやっていくつもりなのか、そんな事まで言っていたような気がします。

自分で思考し、実行できる人間に育てたい。 そう考えて口出ししていた結果、子どもの意欲も判断力も行動力もすべて失う結果に繋がる、そんなことも少なくないと思います。

これじゃあもう、自分がそこに居ないのと一緒。 親の操り人形が存在するだけ。

でもどこの親も多かれ少なかれ過干渉な部分はあると思っていて、それを跳ね除けるためにあるのが思春期であり、反抗期であると思うんです。

窮屈なんだよ、親の言うとおりになんて出来ないんだよ、自分には自分のペースがあるんだよ、放って置いてくれよ、うっせーんだよ!

自分にシールド張って、周囲からの干渉を跳ね返すほどの力。 これって本当に強い力だと思います。

たまに反抗期なんてなかったなぁって言う人がいますが、きっと干渉されていなかったんだろうと思うんです。 それか親の目指す方向、自分の求めているものが一致していたか。 跳ね返さなければならないことなんて無いからシールドを張る必要もない。 思春期はあっても反抗期がないのはこういう環境にいた人なのかなと思います。

息子は今思春期であり、反抗期。 そっけないことこの上なくて私としては寂しい限り。 あれやこれやと世話を焼きたくても焼かせてくれないし、心配して声をかけても息子は知らんぷり。 ついでに言うと、娘もそんな感じです。

だからね、きっとこれは順調に育ってるってことなんだろうなって思うことにしました。 これで良いんだと。 子どもたちの思春期と反抗期を経験して私の過干渉も挫かれたし、子どもたちも自立しようとしている。

私に出来るのは、ご飯のお世話と洗濯掃除、そして学費の準備と子どもが話しだした時の傾聴役。 そしてピンチの時の助っ人役。

思春期を迎えた以上、私に残された子育ての役目はこれしかないなと思います。