息子の目標が「ゲームプログラマー」から「プログラマー」なった話

こんにちは!ぽちママです。

以前息子は「ゲームプログラマー」になりたいと言っていました。 自分はゲームが大好きで、ゲームに携わる仕事以外は出来ないと思うから、と。 不登校になった当初、息子にはゲームにしか自分の居場所がなく、それ以外の場所での仕事はできない、そういう意味が込められていました。

私と夫は息子の気持ちを尊重し、心から応援しました。他人から見れば甘いと言われるくらいに息子がゲームプログラムをやれる環境を整え、私たち自身も色んな情報を集めました。

そんな日々が半年ほど続いた頃、息子と私で学校からのプリントを整理しながら学歴について話をしました。(その時のブログはこちら⇒「学歴について息子を話をした話」)

その頃から息子は ”実績を積むこと”、”自分が今やっていることがどう仕事に結びつくのか”、そういうことを考え始めたようです。そして自分の身近にいるプログラマーたちの勧めもあり、自分が扱えるプログラミング言語をもっと増やしていく必要があると認識し、少しずつ勉強をしていきました。

そして使える言語を増やしているうちに息子が気付きました。

世の中には沢山のプログラム言語があり、いろんな言語を駆使して仕組みが作られている。ゲームだけに絞ったプログラマーでは仕事の幅が狭まる。 もっと幅広く仕事ができるよう、ゲーム以外のこともやった方が良い。

自然な流れの中で少しずつ少しずつ息子に変化が起こっています。毎日息子を見ていると気が付かないような小さな変化の積み重ねでも、振り返ってみると大きな変化になっていました。

今、息子は新しいプログラミング言語の習得よりも数学に重きをおいて生活しているようです。ちなみに1日24時間の中で数学をやっている時間は数十分間しかありません。

でも、それでも、その数十分間を数学に向かうために息子は気持ちのコントロールをしていると思うし、それが上手くいく日もあれば上手くいかない日もあって、そのコントロール方法も学んでいるんだと思うんです。

何もやらない日も沢山あります。 そんな息子を見ていると流石にモヤモヤするし、イライラもするし、不安にもなります。 でもきっと息子なりに「やらなきゃ」という気持ちは持っていると思うんです。

目に見えなくても、息子は少しずつ枝葉を伸ばし、成長している。 そう思います。