お兄ちゃんの得意なものは学校で認められるものじゃなかった

こんにちは!ぽちママです。

最近反抗期の息子、前にも増して根暗になっていると夫が心配しておりました。 まぁね、あの年頃で不登校で反抗期なんでね、そういうこともあると思います。 そんな話をしている時に娘が「どうでも良いけどさ、無視するのはやめてほしいわ!」と一言。

返事をしても小声だし、たしかに無視することもたまにある。 それが娘には我慢できないと。

とにかく夫も娘も、昔の明るくて可愛いお兄ちゃんに戻って欲しい、そう願っているようです。

そこで私の意見を珍しく娘にもしっかりと話しました。

そもそもお兄ちゃんは今までずっと周囲に否定されてきてばかりだった。 だから明るくいることができなくなってしまった。 N高に入って、自分の得意なことが認められて、切磋琢磨できる仲間ができたらお兄ちゃんも変わると思う、と。

すると娘が「確かにお兄ちゃんの得意なことは学校ではやらないことばかりだもんね。認められるチャンスが無かったもんね。そうだよね・・・。」と。

娘「学校ではプログラミングやらないしね・・・。でも図工は上手だったよね!」

私「そうだね。でも本人はやりたくてやってたものじゃないもんね。上手だけど、やりたいことじゃなかったんだよね。」

娘「全部強制されてやることばかりだもんね・・・。」

私「だからね、週1でもN高に通学して思い切り自分を出してほしいなって思うんだよね。お兄ちゃんの得意なことで認めてくれる仲間に出会えたら、もっと周囲に認めてもらえたら、お兄ちゃんはもっと変わると思う。お母さんはそう考えてるんだよね。」

夫「そっかぁ。」

思いがけず、息子以外の3人で息子についての話が出来た。 みんなそれぞれ思っていることがある。

でも共通認識は、 友達は少なかったけど、息子は昔とても明るかった、可愛かった。 得意なことは沢山あるけど人間性も才能も学校では認められなかった。 ということ。

可愛さは戻ってこないけど(子どもならではの可愛さが戻っても困る)、それでも明るさは戻ってくるのではないだろうか。

息子のエネルギーはきっとだいぶ溜まっている。 次は息子が生き生きと、自分らしく過ごせる環境がほしい。 それが今一番息子にとって必要な気がする。