HSC(HSP)の息子が気を使う相手は人間だけじゃない

こんにちは!ぽちママです。

ふと思い出しました。 幼い頃の息子のこと。

多分息子が小学校低学年のときのこと。

私の住む地域では可燃ごみとプラごみは各家庭の軒先に出します。 間違って出されていたり、分別がきちんと出来ていない場合は回収されずに注意シールを貼られることになります。

ある可燃ごみの日、朝起きてまず家の前にごみを出しました。 そして出かける準備をしていざ出発しようと家を出ると、そこには食い散らかされた我が家の可燃ごみが!!!

もう時間がないのにそのままにして出かけるわけにもいかず、慌ててホウキとチリトリを持ってきて必死にお掃除。 するとすぐ近くの電線からカラスが数羽こちらを見ていました。 間違いなくこのカラス共の仕業。

我慢できず私が掃除をしながら「お前らか!?こんなことしたの!」と一言。

すると次の瞬間、息子が小声で「お母さん!カラスに聞こえちゃうよ!」と。

え?カラスに聞こえちゃうよ!って? 仮にカラスが人間の言葉を理解したとして文句言っちゃいかんの?

え?もしかして息子はカラスにまで気を使ってるの???

その時は笑い話だったけど、HSC(HSP)という概念を知ると、相当小さい頃から私達が想像する以上に気を使っていたんじゃないかと思います。 そしてここまで気を使っていたらやっぱり息子はヘトヘトになるなと思いました。

強くなれ、図太くなれ、ずっとそう思っていた時期もありますが、そんなのは無理なんですよね、そもそも。

私と夫、そして娘は猫が好きなので家に猫をお迎えしたいと思っているのですが、息子は断固拒否。 生き物を飼うということの大変さ、責任は相当に重いものだと言ってきます。 それももしかしたらHSC(HSP)ならではの息子の気遣いかも知れません。

息子には世話を頼まないと言っても、必ず自分が世話をしないと行けないタイミングが来るはず。 その時にきちんとできる保証はない。 それに物音立てず足元に突然すり寄って来られるとゾワッとする、とも。 (きっと触覚過敏のせいで、知り合いの家で経験あり)

これ以上息子が気を使わずに済むように、我が家では息子が自立するまでは動物は飼わないと決めています。

ちなみに猫だけではなく、金魚やメダカ、虫を含む一切の飼育を禁止されています。

ちょっとだけトホホです。