身体症状をどう捉えるか 〜厳しさは有益ではないと思う〜

こんにちは!ぽちママです

ストレスを身体症状に出しやすい特徴を持っている息子。
保育園の頃から今も時々でる ”チック”。
小4から中1まで続いた ”不思議の国のアリス症候群”。
小6の春から夏、部活に行きたくなくて出た ”腹痛と下痢”。
小6の2学期から不登校直前まで続いたロキソニンも効かないほどの ”頭痛”。
小6の2月は ”失立失歩の転換性障害”。
そして中1の体育大会当日に動けぬほどの ”腹痛”。

チックに関しては本人が気にしないよう、そっとしておくようにと医師から指導。
不思議の国のアリス症候群も念の為診察は受けましたが、特に治療もないため様子見。
そして次の ”腹痛と下痢”。
この原因は明らかに部活。
根性なしだと憤った夫、部活を続けて欲しかった私は部活を続けるよう息子を説得しました。
しかし毎度部活の日に身体症状で苦しむ息子を心配した私は退部に導くことを決意。
夫に退部の意思を伝えられない息子をフォローし、無事に夫の理解を得て退部に導きました。
部活から解放された息子は身体症状からも解放されました。

小6の2学期から出た頭痛。
原因は生活リズムの乱れやゲームのやり過ぎだろうと考えました。
生活リズムを整えること、そのためにはゲーム時間をもっと減らすこと、
それを息子に強く求めました。
ですが私たち親がコントロールしようとすればするほど家庭内の雰囲気が悪くなるだけで、
結局頭痛も治りませんでした。

そして転換性障害
これは息子の苦しみを受け止められなかった私たち親が原因。
ただただ涙の毎日を終わらせたのは、息子の立ちたいという強い想い。

最後の体育大会当日から起きた腹痛は、通学をやめた1ヶ月後には治りました。

根性なし、精神力が弱すぎる、気持ちの問題、甘え。
身体症状に対して様々な厳しい言葉が世間には溢れています。
ですが私たちがそのような側面からコントロールしようとして快方に向かったことは何一つありませんでした。
チックも、不思議の国のアリス症候群も、腹痛も頭痛も転換性障害も全て
一旦原因を取り除いたり、息子が成長したり、息子自身の気持ちで乗り越えました。

身体症状が出やすいタイプ、出にくいタイプ、心に出るタイプ。
世の中には様々な人がいます。
少なくとも症状が出ているということは心と体が悲鳴をあげているということ。

今は頑張らせるべき時じゃない、今は必要なのは休息。
もしかしたら、たった1日の休息でまた元気になれるかもしれません。
部活を辞めるだけで元気になるかもしれません。
身体症状が出ている時に親や周囲ができることは、本人が休息を取ること、原因を取り除くことに罪悪感を抱かないように務めてあげる事だと思います。

そのまま続行するのも、一度立ち止まって休息を取るのも、本人が罪悪感を抱くことなく選択が出来る、これが一番良いなぁと思います。

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