不登校になった子供への対応① 〜相互性のある関係性を築く大切さ〜

こんにちは!ぽちママです
子供が不登校になって初期対応をし終えたら、次のステップに行きましょう

思春期になると不登校ではなくても親と子の会話が一方的になってきます。

http://wagakonokoseidaisuki.livedoor.blog/archives/4390857.html
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こちらの記事でも書きましたが、親子の関係をよくするためにはまず
「確認と教示」をやめることが大切です。
理由は上記の記事で確認してくださいね

確認と教示って一方的なんです、子供からしてみれば。

「親が口を開くと必ず自分にとって都合の悪いことや、今は考えたくないことを言ってくる」

親からの言葉は子供から見ると鬱陶しいだけ。

こうなってくると建設的な話し合いなど出来るはずありません。
親が子供を救いたい、だから話を聞いてほしいと思って話しかけても
子供は聞く耳を持ちません。
一方的な押し付けのような関係性が出来上がっているからです。

一方的な関係性しかないと、勘違いや誤解、腹の探り合いが始まります。

「学校にいけない僕(私)はどうしようもない人間だ。
 きっと親もそう思っているに違いない。がっかりしているんだろう。
 そしていつか見捨てられるかもしれない。」

子供は自分自身を責め、きっと親もそう思っていると勘違い(誤解)します。

親は親で、
「このままもしかしたらひきこもりになって、ずっとすねをかじられるかもしれない」
「この子はきっと、過去に私たち親がしてきたことに怒っていて、
 その仕返しをしようとしてわざと不登校になっているのかもしれない」
そんな変な勘ぐりが起きます。

勘違いや誤解、勘ぐりが起こったままだと親と子は平行線どころか
どんどん悪い方向に向かってしまいます。

悪い方向に向かわせないために必要なのが相互性のある関係性です。

お互いがお互いを信じ、お互いの言葉を聞き、建設的な話し合いをして安心して過ごすこと、これを可能にするのが相互性のある関係性。

では相互性のある関係性を築くためにどうすれば良いか。

それはひたすらに誠実な態度で顔をみて話をすること。
断定的、攻撃的、嫌味や皮肉をいう、これは誠実な態度ではありません。
これらをすべて取り除くことが大切になります。

最初から子供がそれに向き合ってくれることは少ないと思います。

まずは挨拶から始めてください。

おはよう、ありがとう、ごめんね、よろしくね、助かったよ。

これら単語でも良いので、誠実な態度で子供に伝えてください。
朝起きるのが遅かったとしても、挨拶に嫌味を込めず、「おはよう」と笑顔で声をかけてあげてください。
そして「ご飯できてるよ」と笑顔で伝えてあげてください。

ここから始め、そして少しずつ子供と相互性のある関係性を築いてください。

相互性のある関係性を築ければ、少しずつですがトンネルの出口に近づくはずです