不登校の原因① 〜我が家の息子の場合〜
こんにちは!ぽちママです。
今日は我が家の息子が不登校になった原因を記事にしますね!
同じような環境にある方の参考になればと思います。
息子の不登校初日、それは体育大会当日でした。
中学校に入って初めての体育大会を私たちは楽しみにしてたんですが
当日、息子はお腹が痛くて痛くて登校することができませんでした。
その日から息子は一度も登校していません。
体育大会がトリガーを引いた事は間違いありません。
息子が学校に行けなくなったのはHSC と思春期が絡み合ったものだと思います。
ただなぜ、体育大会当日だったのか、それを最近息子の口から聞くことができました。
体育大会って基本的にクラスで一致団結してみんなで優勝を目指そう!!って感じじゃないですか?
という事は足を引っ張る人間はクラスの中にいて欲しくないんです、目標を達成しにくくなるから。
もっと言うと、ラジオ体操や入場行進、これもそうですよね。
「◯◯くんが出来てなかったからもう一回!」
結局連帯責任を負わせる事で子供たちに無理矢理にでもやらせる。
ちゃんと出来ないと周囲から白い目で見られる・・・。
特に息子は元々リズム感もあまりなく、ラジオ体操第2は難しくていつも遅れてしまい、注意をされる、そんな感じだったみたいです。
それに転換性障害を克服し、松葉杖なしで歩けるようになったとはいえ、以前ほどの運動神経を取り戻した訳ではありません。
体育大会の練習、もっといい結果を出すための話し合い、そういった中で、自分の存在を否定された場面もあったはずです。実際それに近いことがあったようです。
なので、とにかく悪目立ちしないよう、ずっと、ずぅ〜っと気を張っていた。
そしてそれが大会当日にお腹の激痛という形で出てしまった。
という事だったみたいです。
不登校になる子たち、多くは体育大会や運動会に休みがちになります。
ちなみに息子の転換性障害の主治医から聞いた話では、少し前まで入院していた子は運動会の練習中に転んで、それからずっと立てていないと言っていました。
やはり集団生活の集大成ですからね、ハマる子にはハマるけど、苦手な子にとっては本当に辛いイベントです。
息子の話を聞いて、自分の思春期のことを思い出しました。
先生たちは、団結力や協力、思いやる心などを養おうと思ってらっしゃると思います。
でもそれが育つ前に集団生活が苦手な子って潰れちゃうんです。
またあいつだよ、いっつもあいつのせいでやり直しだよ・・・とか声にならない声が聞こえてきそうなくらい失敗が怖い年頃ですから。
お腹が痛い、頭が痛い、体が怠いは「SOS」です。
この「SOS」を見逃さないようにしたいですね