算数ができなかった息子が今はプログラマーを目指している話

こんにちは!ぽちママです。

今日はちょっとほっこり話題。

皆さん、算数の足し算、引き算、掛け算、これらはいつ頃習うか覚えていますか? 私はしっかりと覚えています。 なぜなら息子が大変な思いをしていたから 笑。

息子は1月生まれでしかも言語能力低めなので色々と苦労しました。 本当におっとりしていて、いくつかのことを同時にやることも出来ませんでした。 そんな息子にとって足し算の繰り上がりはなかなか難しいもの。 ましてや引き算の繰り下がりなど以ての外でした。

なんとか引き算も出来るようになり、ヤレヤレと思った頃、次は2年生の九九が入ってきました。 息子は学童に通っていたので、宿題をやるのは毎日学童。 ちゃんと宿題も終わらせてきていたので私は特に息子の出来を確認することは有りませんでした。

そんな矢先の家庭訪問。 なんと先生から「5の段を合格していないのは息子さんだけです。なんとかならないでしょうか?」と。

ごいちがご、ごにじゅう、ごさんじゅうご・・・このテストを毎回やっているのに息子だけ合格できず、他の子とどんどん差がついていると。

早速その日に息子と一緒に特訓。 でもやってみたらそれなりに出来るようになり、直ぐに学校でも合格することが出来ました。

が!問題はその後!

九九を覚えたら引き算忘れたんですよ!奥さん!!!

驚きました、まさかそんなことがあろうとは。。。 幸い我が家のすぐ近くにそろばん塾が有りまして、早速そこで体験授業。 本人は乗り気では有りませんでしたがいざ体験してみると先生も優しく、自分でペースで進められるし、そろばん自体が楽しかったようで直ぐに入塾決定。

小学2年生に入塾し、最後は6年生で3級に合格してそろばんを辞めました。 でもね、3級まで取ったのに暗算は出来ないんですよ!奥さん!! 以前のブログでも書きましたが、息子は数学の計算問題をする時は電卓を使います。 計算に脳みそを使うことを嫌がるので、電卓チャチャチャで終わることを私も敢えて強要しません。

そんな息子が、今やプログラマー志望です。

計算なんか出来なくても、算数なんか出来なくても、コードを書くことは出来るんだそうです。 計算できない子は理系には行けないって世間一般で思われていそうですがそうではない例が我が家にいました! しかもよく考えたら私自身もそうでした。 計算できないけど理系出身。 しかも小学校でやった宿題の回数は片手で収まる程度! それでも人生なんとかなる!笑

学校から出される宿題の多さに辟易していたら、うちはやらなくても良いんです、って親がまず焦りを取っ払いたいですね♪