卒業アルバムの撮影で久しぶりの制服姿で学校に

こんにちは!ぽちママです。

先日、久しぶりに息子の制服姿を見ました。

卒業アルバムの撮影の為、不登校になって以来初めて制服を着ることになりました。 奥の方にしまってある息子のYシャツ、ズボン、白い靴下、ベルトを私が出し、Yシャツにはアイロンがけ。 昔は当たり前のことだったのに今はどうも感傷的になります。

そして本人はというと、私に何度も出発時間を聞いてきました。 やはり流石に制服を着て学校に行くのは負荷があるようです。

ようやく出発10分前から着替え開始。 着替えてみて分かったことはベルトがもうギリギリになってるってこと。 制服を着なかったこの2年間で腰回りも大きくなったんだな〜とまたまた感傷的になる私。

感傷的になりながらも無事学校に到着し、ちゃちゃっと写真撮影。 息子はカメラマンの要求に応じて笑顔まで見せていましたが、学校にいる息子を見ているとやはりどうしても中学3年生らしくない幼さというか、か細さを感じました。

まぁそうでしょうね、普段行かない場所、敢えて行かないようにしている場所ですもん。

その後、生徒全員が帰ったことを確認して息子の教室へ。 そして息子の席へ。

制服姿で学校の席に座る息子。 とても不思議でした。 それと同時に「この光景を見るのは私の精神に良いものではないな」と感じました。

これが私の素直な感想。

やはり息子は生徒がいる学校には絶対に行きたくないと言うし、他の子たちに見られるのも嫌だと言います。不登校だから見られたくないという気持ちもあると思いますが、やっぱり学校という場所で同年代の子に会うのが苦しいのかなと思います。

誰もいない教室で1人席に座り戸惑う息子を見ていると私の心も締め付けられました。 本当は君は毎日ここに来るべきなんだよ、そう言われているような気がして。 息子の不登校である「2年間」は回復期間だったはず。 でも学校に来るとそれは「失われた2年間」として突きつけられているような気がしました。

多分これは私の思い込み。 先生たちはそんなこと微塵も思っていないと思います。

同じ不登校でも、同じ不登校の親でも目指すところが違うし、求めるものも違う。 先生たちの配慮が有り難いこともあれば、逆に辛いと感じることもある。

私は教室にはあんまり足を踏み入れたくないかも、そう自覚した日でした。