ゲームにのめり込みたくはないという息子 〜周囲の人間との認識のズレ〜

こんにちは!ぽちママです。

息子が先日お誘いを受けた内容、それは「eスポーツ」に関わること。

ゲーム好きの息子です。 そりゃお誘い受けるでしょ!なんて思っていたのは夫と私だけ。

本人は私たちの予想に反する理由でお断りすることを決めました。

その理由は

  • 暗い場所でゲームをしたくない
  • ヘッドフォンをすると頭痛が起きる
  • ゲームにのめり込みたくはない

というもの。

理由を聞いた時は「???」一瞬ポカーンとしてしまいました。 もちろん「ゲームにのめり込みたくない」という発言に対してです。

白基調の部屋が落ち着く息子にとって、黒基調で照明の暗い場所は苦手。 また息子はイヤフォンをすると頭痛をよく起こすのでヘッドフォンも不安。 この2点についてはサクッと理解できます。

でも「ゲームにのめり込みたくない」という発言は驚き以外の何物でもない。 だって夫と私から見れば、息子は今現在ゲームにのめり込んでいると思えるから。

本人の認識と周囲の人間の認識の違いが浮き彫りになりました。

転換性障害を発症する前、息子はいつもイヤフォンをしてマインクラフトをやっていました。 発症後はゲームもほどほどにしようということもあり、イヤフォンを付けずにマイクラをすることに。

すると息子に気付きがあったようです。 イヤフォンをすると本当にその世界に入り込んだような感じになる、と。

それに気がついてしまうと今まで楽しかったその感覚さえ恐怖に感じる。 取り込まれるような感覚。もれなく頭痛付き。

そして思ったのが「ゲームにのめり込む」って一体なんだろうということ。 多くの時間をゲームに割いている時点で私はゲームにのめり込んでいると判断していましたが、息子は「取り込まれる」という感覚なのかもしれません。 ゲームをしながらでも周囲の様子を感じ取れること、それが出来ればのめり込んではいないと判断しているようです。

「ゲームにのめり込む」という認識の違いに驚いたのでその部分を多めに書きましたが、息子がお誘いを断った最大の理由は「暗いから」です。

息子にとって環境は私たちが思っている以上に重要なようです。 それを知ることができたこと、私たちの勉強になりました。