乗り越えるということは、元の場所で頑張れるということではない話

こんにちは!ぽちママです

不登校とは違いますが、私は中学生の時に随分精神的に荒れました。
その時は勉強も部活も校則も授業もテストも人間関係も、何もかもがとにかく嫌。
だから色んな場所で牙を向き、自分を守ることに必死でした。

結局私のその状態は高校に入学したと同時に落ち着きました。
憑き物が取れたかのように心に平穏が戻ったことを覚えています。
一体今までのは何だったの?というくらい、自分も周囲もびっくり。

そんな穏やかな精神状態になり、もうかれこれ30年経ちました。
しかし!今でも中学校を受け入れることは出来ません。
再び中学校のような生活で頑張れるか?と聞かれれば、答えはNO!です。

私が中学校生活に拒否反応を示したのは私自身の特性、気質、思春期、それと同時に環境の影響が大きいと思います。
だから思うのが、不登校という状況を乗り越えるということは元の環境に適応することではないということ。
元気になっても元々の気質や特性、思春期であることは変わりません。
学校を休んで精力的に活動出来るようになったとしても、学校に戻せば再び生気を失うかもしれません。
私は中学校から高校と環境が変わったことで心に平穏が戻り、元気が継続したと思います。

ただこれはあくまで私の場合。
成長することで環境に適応できるようになる子もいると思います。

元気になって学校に戻れる子もいれば、私のように最後まで拒否する子もいる。
不登校や精神の乱れを乗り越えた先に待っているゴールは人それぞれ。

不登校のゴールを『学校に戻すこと』だと思ってしまうと、本人の苦しみが続くかもしれません。

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