息子は私を救うために生まれて来たと思う 〜インナーチャイルド〜

こんにちは!ぽちママです

よく ”インナーチャイルド” という言葉を耳にしますが、私は息子の不登校によってその ”インナーチャイルド” と向き合うことになりました。

小学生の時の私は宿題も明日の準備もろくにしないような子どもでした。
人間関係ではそんなに苦労はしていませんでしたが課題の提出や持ち物忘れという意味ではすでに小学生の時点で学校生活は破綻していました。
私の母親は担任に「授業の邪魔だ」とまで言われたそうです。
それくらいすべきことよりも自分のやりたいことを優先する子どもだった私。
自分のやりたいようにやれている小学校時代は苦しいとは思いませんでした。

ですが中学では校則や部活、先輩との上下関係、定期テスト同調圧力に苦しむことになりました。
そんな中学校生活はストレスから荒れ放題。
私の姉がソツなくこなしていることが私にはできない。
女子特有のグループは属することに疲れて自分から直ぐに離れてしまい、出たり入ったりの繰り返し、そんな人間関係でした。
基本的に私は忍耐力もなく、黙って従うこともできず、頑張ることもできず、人とうまく付き合うこともできない人間だと思い悩みました。
学校に居場所がない気がする、学校に行きたくないけど行かなくちゃならない、やらないといけないことが沢山あるけどどれもやりたくないし頑張れない。
そして家では母親が躾に厳しく、テレビは父親の思い次第で自由に見れず、部屋に閉じこもってもすることもなく、ストレスの溜まる家庭環境でした。


息子が不登校になってからしばらくは1日でも早く学校に戻すことを考えていた私。
ですが家でゲームをやっていても、もがき苦しんでいるような表情の息子を見ているうちに私自身が中学校時代に引き戻されるような感覚になりました。
当時の自分が何を求めていたか、何を望んでいたか。
そうだった、あの窮屈な生活から解放されたかったんだということをその時に思い出しました。

息子を学校に戻すという考えを捨て始めた頃から感じ始めたこと、それは当時の私が救われていくような感覚、癒されていくような感覚。
どんどんどんどん、その頃の私の記憶を穏やかな気持ちで受け入れることができるようになりました。
そしてその相乗効果で息子の気持ちも学校から離れ、笑顔が増えていきました。

息子のおかげで私は自分のインナーチャイルドを癒せたし、それによって拘りからも解放されることができました。
きっと息子は私を救うために生まれて来た、大袈裟でなくそんな気持ちになる経験でした。

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