学校を家に持ち込んではいけない と思った話

こんにちは!ぽちママです

以前「夫のオススメ本①」でお勧めした一冊。

子どもを信じること
田中 茂樹
さいはて社
2019-04-10


私はこの本にずいぶん救われたのですが、特にこの中で好きなのが、家を学校にあけ渡さないという部分。

学校での出来事を家に持ち込ませなかった著者の田中さん。
学校は学校。家は家。
子どもは親が思う以上に学校で頑張っています。
それなのに家にまで学校を持ち込んでしまっては子どもたちの気が休まる時間がない。
家は安心して過ごす場所、そのためにも学校のことは持ち込まなかったようです。

息子が学校に行かなくなってから1年半。
もう腹を括っている、というか義務教育の洗脳から解き放たれた私がこれをもう一度読んでみるとまた違ったように受け取ることができました。

学校とは組織ありきの教育をするところ」でも書きましたが学校は組織ありきの教育をするところだと思っています。
家にいるにも関わらず親が学校の手先のように振舞い、テスト勉強を監視したり課題の提出をいちいちチェックしたりゲーム時間の制限などをしていては、子どもは自分がやりたいことをやる時間を失うことになります。
自分が何を好きなのか、何をやりたいのかではなく、与えられたものをやることで学校でも家で評価される。
そうなってしまっては、子どもはもう自分の好きなこともやりたいことも見えず、自分の足で踏み出す力を失うのではないでしょうか。

与えられたものからしか選択ができない。
その中でさえどれを選択するか他人の目が気になる。
そしてそれがどれくらい出来ているかを誰かに確認しないと不安になる。

世界は情報技術の進歩により働き方も、存在する職種も変化し続けています。
なのに新しいものを自分で掴みにいく勇気がない、他の人の出方を見ながら一歩を踏み出せずにいる、人の様子を見て選択しようとする、自分軸では何も選択できない、行動できない、そんな風になってしまうのではないでしょうか。

学校に行くも行かないも、勉強を頑張るも頑張らないも、自分の趣味に没頭するもしないも、子どもは全て自分で考えて自分で選択する、それが一番良いのではないでしょうか。

息子は最初こそ身体症状が出て学校に行けなくなりましたが、今は積極的に不登校です。
息子は自分でそれを選択したので私はOKです。
肯定も否定もしません。私ができることは息子の判断を受け取るのみ。
不登校・登校渋りの子たちは今、自分軸で将来を考えるチャンスです。
復学かそのまま家で過ごすか、自分軸で考えられるよう親はやはりいつでもポーカーフェイスです。

最終的に自分軸で自分の人生を生きていけること、これがゴールだと思います。

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