不登校は親の甘さか? 〜無理やり学校へ連れていかれる絶望〜

こんにちは!ぽちママです

昨日Twitter
「引っ張って学校に連れて行こうとした我が家はその直後に息子が転換性障害で立てなくなった。
 その布石があったから、我が家に『無理やりでも連れて行け』と言ってくる人はいない。
 車椅子生活を皆んなが見てたから。
 力づくで登校させることが子どもにとっていかに地獄か、もっと理解してあげてほしい」
とツイートしました。
転換性障害を発症した子を持つ親として、私個人の考えをもう少し詳細に書きたいと思います。

子どもは基本的に学校は行くべきだと思っています。
なのでなんとか頑張って学校に通っているんです。
実際に行けなくなる前に、実はもうすでにクタクタになるまで頑張って通っています。
心に色々な葛藤を抱えながらも子どもは自分に頑張ることを課しています。
そしてとうとう元気のコップが空っぽになった時に行けなくなります。

転換性障害を発症した日、息子は元気が空っぽだったのだと思います。
でも自分を守ってくれるはずの親は自分の今の状況を理解してくれない。
本当に苦しいのに無理やり学校に行かそうとしている。
しかもめちゃくちゃ怒ってる、怖い、不安。
「もはやそれは絶望という地獄。家も学校も地獄」

この状況を真正面から息子が受け止めて心を破壊しないよう、脳が不安を身体に解離させ、
転換性障害を発症したのだと思います。
そしてその瞬間から息子は立つことも歩くこともできなくなりました。

そのまま卒業式も息子は車椅子でした。

すでに息子が車椅子で学校生活を送っていることは同級生の他の保護者の方は知っていたと思います。そして卒業式の日に、実際を目の当たりにしました。
いきなり立てなくなるようなことが起こるなんて、おそらく他の保護者の方にも衝撃だったと思います。

幸いにも中学校入学までしばらく期間があって心が休まったこと、
進学先の中学校の教頭先生、教務主任の先生がとても親身になって色々対応してくれたこと、
立てるようになったらドラクエのイベントを予約するとお父さんと約束したこと、
それらが息子に「立ちたい」という意欲を沸かせ、立てるようになりました。

無事に立って歩けるようになった息子ですが、結局は入学して半年で不登校になりました。
ですが学校の先生も周囲の保護者の方も、息子の車椅子生活を知っているので、
「無理にでも登校させないと」と言ってくる人はいません。

もしそんなことを言ってくる人がいたとしら、ぜひ我が家の体験を話してください。
保護者自身を守るためにも、お子さんを守るためにも、ぜひ使って欲しいと思います。

少しでも不登校の子やその保護者の方を守る体験談になれると嬉しいです

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