学校は不毛だと気が付いてしまった 〜元不登校児の話〜

こんにちは!ぽちママです

会社にいる25歳男性派遣社員、自称元不登校児で引きこもり体質の人と少しお話ししました。

すごーい狭いスペースでお茶を飲んでいた彼に何の気まぐれか話しかけてみました。
すみません、気になるとすぐに行動を起こしたくなるのは私のADHDのせいです

あまり根掘り葉掘り聞くのも気が引けたので、ほんの少しだけ話をしたのですが
彼が言うには

①学校が不毛なところだと気が付いてしまってから行けなくなった
②集団生活が苦手
③頑張って外出とかすると、リバウンドがきて、半年くらい引きこもってしまう
④頑張れば頑張るほどリバウンドが大きいため、自分のペースが一番いい

とのことでした。

なるほど、①と②はうちの息子も言ってること。

学校で過ごす時間が無駄すぎる、と以前から言っていました。
あと、集団生活で良くも悪くも目立ちたくない、特に悪目立ちしないようにいつも気を張っていた、と言うことも言っていました。

③④は勉強になりました。
そっか、ちょっといい感じだからといって、もっともっととは出来ない理由がこれなのか、と。

彼が言うには、何かをしようと思うと、かなりエネルギーを貯めてからでないとできないと。
エネルギー貯金が必要だそうです。
それを使い切ってしまうとまたエネルギー貯金生活が必要であると。


そんな彼が笑顔で言ってくれました。

「息子さん、僕と気が合いそうですね」
「お母さんが理解してあげているから良いと思います」

なんか、この二言に嬉しくなりました。

調子に乗って話しかけ過ぎないように注意しないとなぁ。


ちなみにその彼は、1年くらい前からうちの会社で製品の勉強を沢山して
コールセンターで頑張ってくれています。

仕事ぶりはすこぶる真面目で、いつも誠実な対応をしてくれます。
他の人が嫌がるような人の対応でも、
「こう言う考え方もあるんだなーって勉強になります」と言ってくれます。

難しそうな問い合わせ内容でも、
「とりあえず電話して聞いてみます」とまずやってみようとしてくれます。

もうすぐ定時って時に電話がかかってきても嫌な顔1つせず対応してくれます。

何だか私に力をくれる出会いでした。
これからも頑張って欲しいなぁ