僕は居場所を見つけた③ 〜不登校児の学び〜

こんにちは!ぽちママです

今日は前回に引き続き、息子の居場所の記事です。

前回の記事でも書きましたが、息子が見つけた居場所は「マイクラ」で出会った場所です。
そこにいた大人は、息子のことを不登校児としては扱わず、1人の運営側の人間として扱ってくれます。

自分の好きなこと、得意なことのみで存在意義をもたらしてくれる場所。
今まで息子にとってそんな場所はなかったはずです。

そこの経営者は息子に色々なプログラムの話をしてくれます。
そして息子に色々な本を準備し、持ち帰らせてくれます。
息子が作った「マイクラ素材」を教室で生徒たちと一緒に楽しみ、息子の運営側としての意識を高めてくれます。
息子は運営側として、自分が作った素材が授業にどのように影響するのかを見極め、次の教室のために日々改善をしていました。


そんな日々の中で、息子はその場所で「マイクラ」ではない、ゲーム製作のアプリを使って本格的な3Dゲームのプログラミングをはじめました。
プラットフォームが出来上がっている「マイクラ」上でプログラミングをするのではなく、全くゼロからのプログラミング。
今までの制約を全て取り払い、ゼロからの学び。

ついに息子はそこで「学ぶ」ということに出会いました。
きっと、私や主人が経験したことのない好奇心MAXの学び。

それに出会った息子が言った言葉が

「僕は居場所を見つけた」でした。


成績としての評価、内申点としての評価、親からの生活態度や学校生活に関する評価。
それら全てからの本格的な解放、そして自らが選んだ学び。


親にとっては無駄だと思えることが、子供にとっては将来に渡って自らを成長させるための核になるかもしれません。
その瞬間瞬間で息子の心に響いたこと、興味を持ったことに打ち込めることは、これほど人を前向きにさせるものなのかと改めて思いました。

学校に通っている子供でも、不登校児でも、ぜひ自分の打ち込めることを見つけて欲しいと思います。