不登校児への初期対応 〜我が家の息子の場合〜

こんにちは!ぽちママです

今日は息子が不登校になり始めた時の初期対応について、これは良かった、これは悪かった、というものを書きたいと思います。

昨日の記事でも書きましたが息子は不登校になった当初、もうクタクタでした。
自信が持てないままの中学校生活、定期テスト、クラス内のゴタゴタ、
そして極め付けが体育大会。

『足もまだ不自由で自分がみんなの重荷になっているかもしれない。
 クラス対抗の競技がうまく出来ないのは自分のせいではないはずなのに、
 自分のせいだというクラスメイトもいる。
 毎日自分にできることはやっているつもり。
 でももう限界、辛い。』

そして息子は体育大会当日に腹痛で休みました。
以前の記事でも書きましたが、それ以来1日も登校していません。

ではこんな状況だった中で、実際にやって良かったこと、
そして悪かったことを書いていきますね。


■良かったこと①:病院に連れていったこと。

お腹が痛いというからには盲腸や胃潰瘍など、早急に治療が必要になる病気の可能性もあります。また数日休むうちに罪悪感から胃潰瘍などになることもあるかもしれません。
まずは器質的な問題がないかどうかを確認し、家で安静にすべきか、何かしらの治療をするべきかをお医者様に確認することをお勧めします。

■良かったこと②:『無理やり学校に連れて行くようなことは絶対にしない』と息子に宣言していたこと。

息子は不登校になった当初は家にいても決して穏やかな表情は見せませんでした。
家にいても常に不安だったと思います。
そんな息子に『無理やり学校に連れて行くようなことは絶対にしないよ』と伝えた時、本当に心からホッとしたような表情をしました。
親が学校を休むことを肯定することで、息子は少し安心できたのだと思いました。


■悪かったこと:将来についてどう思っているのかを聞いたこと

上記の『良かったこと②』と矛盾しています。
「一旦今は学校を休んでもいいよ、でもこのまま学校に行かないと将来困るよ?
 そこのところはどう考えてる?」
学校に行かなくなると親はとても不安になります。
その不安を早く終わらせたい、せめてどれくらいにこの不安が終わるのかの目処をつけたい、こんな気持ちから子供にこれからどうするつもりなのかを問いただしたくなります。

息子はただ俯いて、必死で首を振っていました。相当辛そうでした。
というか、本人はきっとこの状態になる前にそういうことも考えていて、それも自分を追い詰める原因になっていたのではないかと思います。

一番不安をいただいているのは不登校になった本人です。


まとめると、
①病院で診察を受けて器質的な問題がないことをまず確認する
②学校に強制的に行かせることをしない、また強制しないことを伝える
③将来についての話をせず、心と体を休ませることを優先させる
ということになります。


「休み癖がつく」
「休めば休むほど学校に行きづらくなる」
「勉強が遅れて復学しても授業についていけなくなる」

など親の不安は尽きませんが、一番不安を感じているのは子供本人です。
まずは子供を最優先で考え、少しでも安心させてあげることが大切だと思いました。

長くなりましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。