「見て!聞いて!知ってる?」にはとことん付き合おうと思った話

こんにちは!ぽちママです。

最近は娘が「見て見て!聞いて聞いて!知ってる?」の嵐です。

コロナで休校になった2月終わりからずっと家に居た娘。 それと同時に在宅勤務になった夫。 時間を気にせずお父さんと一緒に過ごせるから、娘は夫に沢山甘え、沢山お話して、沢山一緒にアニメを見て、そして沢山遊びました。 子どものことが大好きな夫は更に娘にべったり。 もちろん息子にもベッタリしたいけど、息子はベッタリさせてくれないのでその分も娘にべったり。 本当にこの3ヶ月は夫と娘がベッタリの時間でした。

そんな娘が昨日は私にも沢山「見て見て!聞いて聞いて!」と話しかけてきました。 それなのに家事の手を止めなかった私に夫が忠告。 「見て見て!って言っている時はちゃんと見てあげて。聞いて!って言ってる時は家事が忙しいのも分かるけど、子どもを優先してあげて。」

おっとしまった、気持ち半分で娘の声かけに対応してしまった。。。反省。

と言うことでお風呂から上がってからはずっと娘の好きなアイドル(韓国)について夫も含めて3人でワイワイ♪ 一緒にそのアイドルの画像を見て可愛さに共感。

そんなことを話しているうちに全然違う内容に話に飛躍しました。 娘の好きなタイプのこと、実は好きな子がいたこと、そして娘が4年生のときに虐められた話にまで発展。

娘は当時の気持ちを話しながら、そして事実を思い出しながら、虐められたという出来事を補完する作業に入ったようでした。

あの時は本当に学校に行くのが辛くて、なんでこんなことになっちゃったんだろうと思っていたと。 しかも娘を虐めた相手の男の子たちは1学期はとても仲が良かったのに・・・とも。 終業式の日に、その子たちのうち数人は素直な気持ちを娘に話してくれていたことも。

娘のその話を聞いていて思ったのが、虐められるということは「恐怖、悲しみ、苦しみ、寂しさ、自己肯定感の破壊」の他に重要なものがあると思いました。 それは「裏切りという絶望」。

もしかしたら娘の中ではそれが一番大きかったのかもしれないなぁと思います。 思いもかけないところから娘が4年生にときに受けた虐めを整理しようとしていることが分かりました。

「見て見て!聞いて聞いて!知ってる?」は気持ちが開放的になり、親に心の中の何かを見せてくれるチャンスなのかもしれません。 それはまた、子どもが自分の心や記憶を整理チャンスになるのかもしれない、そう思いました。