繊細っ子の子育てに必要なのは「安心」

こんにちは!ぽちママです。

うちの息子は色々な意味で微妙な子。 ただ間違いなくHSC、これだけは断言できる。

だから子育ては本当に大変だった。 とにかくすべてが他の子と違うのに、その子たちと同じ行動を取らせなくてはならないから。

絵の書いてある食器が使えない。 保育園で指定されているスモックや体操服が着れない。 サイズ合わせでの一瞬、ほんの一瞬でも着れない。 集団で遊べない、ルールが分からない。 言葉が出ない。 他の子に意地悪できる子の神経が理解できないし、そういう子の事が怖くて不安になる。

でもこの世の中は集団生活。 だから少しでも早く集団生活に慣れるように、その息子の拘りを捨てさせなければならない。 言葉が出るようにしなければならない。 みんなと同じことが出来るようにならないければならない。 なんでも食べられなければならない。 誰かに何かを言われたら言い返せるようにならなければならない。

とにかく強くしなければ。

そんなことばっかり考えて必死になって育ててた。

いやぁ、もう疲れた。 無駄な努力してたと思う。

私も息子もずっと息切れしながら生きてたと思う。 だって繊細さんに図太くなれ、とか、拘り捨てろ、とか。 そんなの無理だもんね。

そもそもこれって自分の気質を全部否定されているようなもの。 これじゃ自信喪失するし、自己肯定感も育たない。

今だからわかるんだけど、HSCさん(繊細さん)の子育てって愛情だけでは足りない。 愛情にプラスして安心が必要。 しかもでっかい安心が必要。

一日の最後に抱きしめるとかじゃ全然足りない。 常に大丈夫だよ、出来なくても大丈夫なんだよ、大した問題じゃないよって言い続けてあげることが大切。 お母さんはそのままのあなたが大好きって伝え続けることが大切。

上手に洗顔歯磨きが出来なくても、先生の言っていることが理解できなくても、ぼーっとする時間が長くても、決まった制服が着れなくても、集団行動が苦手でも、疲れやすくても。 勉強ができなくても、授業中に手を挙げられなくても、大きな声で発表できなくても。

笑って受け止めて「大丈夫大丈夫」って伝えてあげることが大切。

周りと同じであろうとするから子育てが辛くなる。 繊細さんは繊細さんなりの自主性がある。

繊細さんである息子の話は更に次に続くよ。 絶対に言っておきたいことがある!