私の人生の主役は私!子どもの人生の主役は子ども自身!

こんにちは!ぽちママです。

私は30歳の時に息子を妊娠し、出産しました。 息子をお腹に宿した瞬間から、もはや私の人生の主役はお腹の中の新たな生命。 自分の中で大きくなっていく我が子。 生まれたての我が子は今にも壊れてしまいそうなくらい小さな手、小さな足。 私がこの子を守る、立派に育てる、そう思って残りの私の人生は我が子に捧げました。 そして娘が生まれたときからはダブルキャスト

きっと世の中のお母さんはそういうお母さんが多いと思います。 生まれてきた我が子は想像以上に手がかかり、自分の身なりを気にしている暇もない。 お風呂上がりには自分のスキンケアより子どものスキンケア。 少し大きくなると、我が子が外で恥ずかしい思い、悔しい思いをしないように人前での振る舞いやマナーを教える。 それと同時に人に迷惑を掛けないように、スーパーでも公園でも公共交通機関でも常に気を張る。

小学校に入学すれば、持ち物、宿題など子どもが順調に学校生活を送れているか、困っていないか、友達が出来たかなど自分の仕事以上に子どものことに気を配る。

とにかく自分のことは後回し。 常に子どもが優先でした。

そうこうしているうちに、私はいつの間にか子どもの出来不出来で気分が乱高下するようになりました。 特に小学校高学年からは大人になった先を考えて取り組まなければいけないことが増え、私や夫の機嫌が息子の出来不出来に左右されるようになっていきました。

そして息子が不登校になってようやく気が付きました。 私は人生の主役を子どもに譲ったのではなく、私が求める理想を子どもに押し付け、その通りにさせようとしていたのだと。

息子が不登校にならなければ、私はもっと息子や娘に色々なことを押し付けていたと思います。 もし私の思う通りに息子や娘が行動してくれていたら、私はさらに要求を高めていたと思います。

必至に子育てをしているうちに、いつの間にかこうなっていた私。 ようやく目を覚まさせてくれたのが息子の不登校

お母さんの人生を歩むつもりはない、息子からそう意思表示されたような気がします。