不登校支援はタイミングと内容を間違うと毒薬になると思う話
こんにちは!ぽちママです。
最近すごく思うこと。 それは不登校や引きこもり支援について、タイミングと内容を間違えると毒薬になるということ。
本人にはもちろんのこと、保護者に対しても毒薬になります。 下手をすると保護者が自分の子を追い込み、後戻りの出来ない事が起こり、後悔してもしきれないことになってしまうんじゃないかと思うんです。
一口に不登校支援といっても、人には体質が有るように皆んなが同じ方法で上手くいくなんてことは無いと思っています。 不登校になった子というのは、色々と考え、感じ、学校に行けなくなっているんです。 間違いなくめっちゃ色々と考えるタイプなんです。 考えすぎて、繊細すぎて潰れちゃったんです。
他の子達が当たり前に進んでいる道を進めないんです。
誰だって耐えられる範囲のストレスだったら学校行ってます。 仕事だってそうです。 ストレスは絶対にあるけど、それが耐えられる範囲なのかそうでないのか、ですよね。 そのストレスも色んな種類があります。 どこに拘るのかも違います。
その、今耐えられないストレスのために学校や仕事に行けなくなった人に、 「最終的に学歴無いと社会弱者だからさ」とか 「こんだけ収入の良いところなんて他にはあんまり無いんだから、頑張って続けなよ」とか、 そもそも論点今そこじゃないから!!ってことです。
ノートパソコンで例えるなら
バッテリー切れ起こしてるのにこれ以上アプリ入れれるわけ無いだろ! まずはバッテリー充電させなさいよ!
ってことだと思うんです。
- 充電してバッテリーを満たす。
- OSで壊れた部分があるならそこの修復をする。
- それが終わってからアプリを追加する。
これいきなり3番とか絶対無理でしょ?
不登校支援には1番のステージ、2番のステージ、3番のステージと分かれているんです。 ついつい親は焦って3番のステージに行かせないと!って思っちゃうんです。
でもね、1番と2番がある程度なされてから、ようやく3番なんです。 しかも本人がそれに気づかなければどうにもならないです。 無理矢理やらせてもどうにもできないことは、保護者の方々はもう経験上分かっているはず。
だからといって親は何もしなくて良いかというとそうでもない。
1番と2番をやりながらいかに我が子に安心を与えて、3番が必要だと本人が気づいた時にはスムーズにサポートできるよう、信頼関係をしっかり築いておいた方が良いと思います。
ちなみに3番は「学歴」とは決まっていません。 選択肢は沢山あります。 昔なかった職業やサービスが今は沢山あります。 働き方にも少しずつ多様性が出てきました。
自分にあったものを身につけることが、一番人生の糧になります。