「口煩い、細かい、話が長い」人の側では人間は育たないと思う話

こんにちは!ぽちママです。

最近、身を持って思うんですよ。 「口煩い、細かい、話が長い」人の側ではやる気に満ちた仕事ができないなって。

それがたとえ自分に向かっている対応でなくても、それを見るだけで気力を失います、私。

誰かの軽微なミスとか、ちょっとした計画遅れとか。 絶対にやってはいけないミスをさせないために普段から教育をという気持ちもわかりますが、小さいミスをするだけでも1から10までその都度お説教されると報告や相談もしたくなくなります。 聞く気がなくなります。 話が長くなればなるほど最初の話を忘れてしまいます。 ようやくミスを修正しても「今度からは同じミスをするなよ」とお土産付きではウンザリもします。

人がそれをされているのを見ても「ウンザリ」するので、私は一日に何度もウンザリ気分を味わいます。自分のことではないのに、毎日ウンザリです。

人間って自分で失敗しないと学ばない。 自分で「しまった!これからは気をつけないと!」て思わないとミスは防げない。 小さいミスをする度に長い長いお説教をされていては、ミス=説教タイムとしか思えなくなる。

最近特に仕事でそういう状態なんですけど、これって家の中でも”あるある”だなと思います。以前の我が家もそうでした。

子どもたちが家に帰ってからのスケジュールをきっちり立てておいて、その通りに出来ないと原因を追求し、なぜそれが出来ないといけないかを懇切丁寧に説明し、また別の失敗を見つけるとその都度「説明と言う名のお説教」を繰り出す。

そして次のミスをしないために、さらに管理強化をする。 これの繰り返し。

学校生活で失敗しないように、社会に出た時に困らないように。その親心で根本から理由を説明し、理解させて子どもが困らないように導こうと親は必死。 でも子どもからしたら、一々細かいことで口煩く、おまけに1から10まで理由まで添えて長い説明をされるなんて苦痛でしか無い。

子どもは親から様々なことを無理やり押し付けられているとしか思わず、「伸び伸び育つ」とは縁遠い育ち方をしてしまう。 その結果、親が望むとおりには育たず、親はさらに細かく口煩くなっていきます。

部下が伸び伸び育つためにはいざという時以外、上司はドシッと構えるのが原則だと思います。 子どもが伸び伸び育つためには親も部下を育てる上司のように、いざという時以外はドシッと構えたほうが良いと思います。

息子と娘が自ら失敗を学び、自分の責任で伸び伸びと成長できるよう、

  • 細かいことは言わない
  • 口煩くしない
  • 長い説教はしない

この三原則を守っていきたいと思います。