ゲーム依存症:息子と私にとって不登校は必要不可欠なものだと思った話②

こんにちは!ぽちママです

息子と私にとって不登校は必要不可欠なものだと思った話の第2弾です。
前回はこちら

息子が小学6年生の時からゲーム依存症という言葉が伝えられ、私と夫は息子がゲーム依存症であるに違いないという前提で息子に接してきました。
確かに不登校当初の息子の様子は親の私から見ても異常でした。
四六時中オンラインで誰かと繋がり、鬼気迫る表情でマイクラをしている息子。
食事もお風呂も就寝時間も、全てがゲーム中心の生活。

不登校児にとって一番怖いのは昼夜逆転、そう思っていた私はなんとかそれを阻止すべく少しでもゲームから離れさせようと必死でした。
ですが私が必死になるほど息子との関係は悪化。

その時期に息子から言われた言葉が
『止めよう思っても、お母さんに止めろって言われると止められなくなるんだよ!』
『全部お母さんのせいだよ、止められないのはお母さんのせいだよ!』

そしてその時に私が思ったことが
『そんな訳あるかい!ゲーム止めれないのは自己制御が出来てないからや!』

そのやり取りを経て、まずは私がゲーム時間について口出しをしないことを約束しました。
ゲームをやめられないのは私のせいではなく、自分自身のせいだということを証明するため。

結果、息子は全くゲーム時間をコントロール出来ず、そんな自分にショックを受けました。
でもそれで事態が好転したかというと全く好転するわけもなく、
結局後になって分かったことはゲーム時間のコントロールを一番に考えることが間違いだということ。

もはや息子のゲーム時間をコントロールすることを諦めた私は、せめて息子が今何を考えてゲームをしているのかを知りたいと思いました。
息子のPC画面を覗き込み、codeや関数に関して質問をしたり話したりするようにしました。
夫もマイクラ動画を見ては「こんなの見つけたよ」など息子と会話を増やす努力をしました。
それをしばらく続けていると息子の方からもそういう話をしてきたり、ネット上での共同作業の話や、ネットで出会ってやり取りしている人の話をしてくれるようになりました。
息子の興味の先に歩みを進め、理解を深め始めたことで息子はゲーム時間の一部を私たち親との会話に費やすようになり、不登校になる前よりもずっと親子関係は良くなりました。
これもまた不登校という時間があったからこそ出来たこと。

今息子はゲーム時間をコントロールし、プログラミングを勉強し、3Dモデリングにもチャレンジし、数学の勉強を頑張り、そして生活リズムを整えようとしています。

息子に関しての話なのでゲームに特化して書きましたが、これは何にでも当てはまると思います。
食べることが好きなら、お子さんの好きそうなスィーツを買ってきてあげてもいいし、
ジャニーズが好きなら一緒にジャニーズの応援をしてあげればいいと思います。
子どものフィールドに親が歩み寄ることによって、子どもはありのままの自分で家庭にいても良いんだという安心感が得られ、何かへの依存を縮小化して行くのではないでしょうか。

もちろん、うまく行かない日もあります。
でも完璧じゃなくていい。
完璧である必要などないと思います。

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