HSCであろう友人の中3娘ちゃん 〜受験ストレス〜
こんにちは!ぽちママです。
今日は友人の娘ちゃんについて。
友人の娘ちゃんは現在中学3年生。
受験直前でかなりストレスが溜まっています。
少し前に友人から連絡があり、娘ちゃんのことで困っているから話を聞いて欲しいと。
息子が不登校の私に話を聞いて欲しいと言ってくるくらいだから相当悩んでるんだろうな、とは察しました。
娘ちゃんは元々とても繊細で小学1年生の時は集団登校の集合場所に1人で行けず、
いつもお母さんが付き添っていました。
少し大きくなってきてからは友人関係に悩むことが増えていきましたが
なんとか頑張って学校は通っています。
中学校ではソフトボール部で理解のある顧問の先生の元、本当に頑張っていました。
そんな娘ちゃんも中学3年生でとうとう受験の時期。
部活も終わってしまい、発散する場所もなく、担任との相性はよくなく、
ストレスからかYouTube三昧、ジャニーズ三昧、テレビ三昧になっていきました。
受験だというのにそのYouTube、ジャニーズ、テレビへの執着は増すばかりで
勉強も手につかない様子。
もちろん成績もどんどん下り、娘ちゃんのYouTube、ジャニーズ、テレビを制限しようとする親と娘ちゃんの関係はどんどん悪化していきました。
そして娘ちゃんは家庭内で荒れ始め、暴言暴力が増えていってしまいました。
なんとか親子の関係を修復するため、思春期の娘ちゃんに親の言葉は届かないことを伝え
無駄な躾や押し付けをやめてもらい、できれば存在自体を喜べるような声かけをしてもらうように伝えました。
娘ちゃんが喜べるような声かけは難しいとのことでしたが、
とりあえず躾や指示、教示はなんとか最小限にとどめてくれました。
ほんの少しずつですが娘ちゃんが暴れる頻度が減りました。
そんな娘ちゃんがまた最近、大爆発をしたそうです。
そして大爆発の後、話し合いをもったそうです。
友人が「お母さんにして欲しいことある?」と聞くと
娘ちゃんは泣きながら「美味しいご飯が食べたい、温かいお風呂に入りたい、喧嘩せず家族仲良くしたい」と言ったそうです。
私にはその娘ちゃんの言葉が
「お母さんのお腹に帰りたい」
そう聞こえてなりませんでした。
不安定な思春期脳で、自立しようとする時期、繊細なその子のストレスは計り知れません。
厳しくしなければこの子がダメになってしまう、と厳しくするよりも
お母さんのお腹に戻ったような安心感を与えてあげること、
この娘ちゃんに必要なものが後者であることは間違いないと思いました。
早く娘ちゃんが本来の笑顔を取り戻せることを願うばかりです。