一般論には負けず、子供の”好き”を守りたい 〜不登校からの解放〜 

こんにちは!ぽちママです

今日は私が子供脳、思春期脳について思うことを記事にしたいと思います。

私は息子が転換性障害で立てなかった時に、”母脳”という本を読みました。

最近話題の黒川伊保子さんの子育て本です。


母脳 母と子のための脳科学/黒川伊保子【1000円以上送料無料】

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これが本当に心にしみて、前書きの部分を読んだだけで大号泣でした。

ここでは詳しい内容は書きませんが、脳科学者である黒川伊保子さんは
脳科学の知識をフル活用して一人息子さんを大切に育て上げました。

その黒川伊保子さんがおっしゃるには、子供を想う「母脳」は特別であると。
母の直感は我が子に対して常に正しいのだと言い切っています。
根拠のない一般論に振り回されず、ご自身が知っている脳に良い子育てをとことんされてきたようです。

ちょっと話は変わりますがその本の中で黒川伊保子さんは、
子供脳は出来事を1つの塊として記憶すると書いています。皆さんも記憶にないでしょうか?デジャヴのように当時の匂いまで思い出されるような感覚になること。
あれは本当に匂いまでもその時の記憶として塊にして脳に記憶していたものらしいです。

それが大人脳になる時、今まで記憶したものに似たパターンを探し、パターン化して記憶するようになる。なぜなら塊として記憶するのはあまりに容量が大きすぎて、たくさんを記憶するのには向いていないから。大人脳になることで、今までよりも多くのことを記憶できるようになるそうです。
そして思春期脳はと言えば、子供脳から大人脳になる揺らぎのある時期。
パソコンに例えるならOSの入れ替えが行われ、新しいOSに慣れるための移行期間なんだとか。

その子供脳を持った時期に中学受験のようなことをするのは非常に勿体無いと黒川さんはおっしゃっています。
受験勉強は正確に早く答えを導く方法を記憶し、それをアウトプットするための訓練だから、その訓練を行うことでその時期にしか育たないクリエイティブ性を失うとのことです。
(ただ、天才脳もやっぱりあって、両方兼ね備える脳も存在するそうです)

ただやはり”母脳”がそれ(受験)を望むのであれば、それはその子供にとっていい方向なのだろうとも言っています。
どこまで行っても”母脳”は正しいと。

私は自分の子供に置き換えて考えました。
思春期脳は子供脳から大人脳へ変わる時の揺らぎのある貴重な時期。
その時期は両方の特性を持ち合わせているのだろうと。

なので息子の関心の向くまま、とことん追求させ、そして大人脳の特性である多くのことを効率よくたくさん記憶することで息子の脳とクリエイティブ性が開花するのではないかと。
息子が学校には行きたくない、無駄な勉強、目的のないことはやりたくない、苦しすぎると言うならば、それは排除。
これが私の”母脳”が出した答え。

学校へ行っていないリスクは必ずあると思います。
ですが同時に学校に通うことで発生するリスクもあると思います。

どちらが自分の子供に合っているか、それを選ぶのもまた”母脳”

これからも誰に何を言われようと(カウンセラーに何を言われようと)、
私の”母脳”を信じて突き進みます!

(時々めげそうになるけど